
経済・市場の変化に対応できる経営
日本経済はバブル期以降、予測ができない急激な変化が続いています。世界情勢、政治、自然災害など変化の要因は多くあります。特にリーマン・ショックや東日本大震災は日本経済に大きな打撃を与え、過去に例を見ないほど先行きが不透明な環境となっています。
建設業界においても、政策の転換による公共工事の縮小やスクラップ&ビルドからリニューアルへの移行など大きな変化を続けています。このような環境のなか、当社が目指す経営とは、まさしく変化に順応できる企業づくりであります。
組織力の強化
変化に順応できる企業づくりとは、まず、基盤になるのが財務体質です。当社は、原価の見直しや経費の削減、生産性の効率化などにより財務体質を強化してきました。また、2011年度からは、市場の変化に対応するために新築部門とリニューアル部門を統合し、「顧客満足度No.1企業の構築」の方針のもと、市場やお客様からの情報を全社的に共有し、ニーズに対応できる体制を構築しました。この体制により、震災の復旧工事にも迅速に対応が可能となっています。
マサルの強みを活かす
当社は、1957年の創業以来、シーリング防水事業を柱に首都圏の高層ビルの約7割の工事に携わってきました。また、1979年からはリニューアル市場に参入し、オフィスビルや文化遺産的建造物、集合住宅など数多くの建物を改修してまいりました。これらの実績により蓄えられたノウハウを新築工事にフィードバックすることや、新築時の最新工法をリニューアルにも応用することで、より高度な技術提案ができるものと自負しております。さらに、多能工の育成や作業の効率化による、生産性の向上に積極的に取組んでいます。今後も、より多くのお客様に当社の技術が提供できるよう幅広い営業活動を展開して参ります。
震災復興支援
東日本大震災では、多くの方々が被災されましたが、建物や設備にも甚大な被害を受けました。日本経済の柱である「ものづくり」の精神に基づく復旧復興が急務です。また、地震や津波等の自然災害から人を守る建造物の在り方も見直さなければならないでしょう。
当社は、復旧工事への迅速な対応や安全な建物の建設に携わることで、さらなる社会貢献をしようと考えております。低価格が蔓延し、安全が疎かになりがちですが、このような環境だからこそ当社の役割は重要であると認識しております。
日本の復興や技術の継承など、全社一丸となって社会貢献できるよう努めてまいりますので、より一層のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 苅谷純




